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終了しました。ご来場ありがとうございました。
原君にとって1年振りの個展。1年間じっくり自分と向き合って、対話し、出て来た感覚、想いが形になって現れると、こういうことだったんだ、というくらい彼の思いがひしひしと伝わってくる作品でした。搬入直後、会場を見渡して「これがしたかったんだなぁ」と彼が呟いた一言がとても印象的でした。原君の中でも今回で、一つの区切りになったんだなと。

筆を何度も何度も十字に走らせ仕上げる作品は、包み込まれるような黄金の色。
闇も光も両方含んだそこには、全てがあるように思え、
見るものをぐいぐいと惹き付ける力を放っていました。
crossingというタイトルに込められた思い。
交差、人と人との出会い、そこには別れももちろんあって。終ってまたはじまる。
そういう繰り返し。
それをふまえながらじっと絵を見ると、今自分は生きてるんだなと実感させられました。

今回原君にとって新しい試みである、縦にすっと伸びた即興的な作品も何点かありました。
深い深い深海のような黒色の中、何かのはじまりを感じました。

鑑賞者のそれぞれが、自分の中にある感覚を刺激させられる作品。
それはその人の中に絵が入り込んでいる、ということだと思います。

さて、ここから。
原君の中で今回の繋がりから、次に向けてのアイディアも生まれてきているようで
楽しみです。

常に見続けたい作品を作る人。
気持ちのいいくらい真摯な姿勢でものづくりをする人。
それはとても強い '魅力をもった人' なんだと思います。